HANATABI365

Japan Garen Tourism

よむ花旅365

みやざきのグリーンやガーデンを作り、育て、繋いでいく人々がいます。
彼らの取り組みや想いについて、話を伺ってきました。

次の世代にも繋げたい
託された想い

宮崎ブーゲンビリア空港 総務部 環境美化課
植栽アドバイザー2級造園施工監理技士

倉永 章雄さん

 倉永さんを初めて見たのは、1枚の写真でした。満開のブーゲンビリアと、それと同じ濃いピンク色のシャツ。ニッコリと笑った口元には白い歯がのぞいています。宮崎観光の父とも呼ばれる岩切章太郎さんと共に、宮崎のグリーンを作り上げて来た、この道60年のベテランガーデナーです。どんな話を聞けるのだろうとワクワクしながら空港へ向かうと、写真で見たあの笑顔で、出迎えてくれました。
 宮崎ブーゲンビリア空港には、現在15名のグリーンキーパーが在籍されています。倉永さんは空港内全てのグリーンの設計や管理をしながら、そのチームを牽引しています。暑い夏も、寒い冬も、訪れた方たちにグリーンを楽しんでいただけるよう、毎日の手入れを欠かしません。
「手塩にかけて育てた花や木々が、綺麗な花をつけたり、それを見て喜んでくれる人がいることが嬉しくて。ただ植えるだけじゃなくて、きちんと世話をして維持していくことの方が難しいから、その分報われたときの喜びも大きいです。」
 岩切章太郎さんから受け継がれた「お客様を花やみどりでおもてなししたい」という想いが、この空港を暖かな空間として守り続けています。

 実際に作業している風景が見たくて、現場へ連れて行って欲しいとお願いしました。滑走路の隣にあるビニールハウスに案内されると、そこには一面のブーゲンビリアが咲き誇っていました。
「ここにあるブーゲンビリアは、依頼があった施設や企業には無償提供しています。これも岩切章太郎イズムの一環ですかね。岩切さんは、当時まだ若かった僕らにとっては先生でもあり、本当に偉大な方でした。岩切さんの取り組みで、宮崎が新婚旅行のメッカとして栄えた頃には、日南海岸などの観光地の環境整備も担当していました。志布志から宮崎へ、ワシントニアパームの株をトラックへ積んで持ち帰り、植樹を始めたのもその頃です。」
 お話を聞いているうちに、昔のことのように感じていた時代の風景が、身近なものに感じられるようになりました。なぜそんなに長い間、この仕事に熱中してこられたのだろう?そんな疑問を投げかけると、笑顔でこう返って来ました。
「とにかく楽しくて、たまらんとですよ」
倉永さんが守って来た宮崎のグリーンへの想いは、宮崎の玄関口でもあるこの空港で、しっかりと体現されています。

宮崎ブーゲンビリア空港
宮崎市赤江 宮崎空港内
0985-51-5111
https://www.miyazaki-airport.co.jp

次の世代にも繋げたい
託された想い

宮崎ブーゲンビリア空港 総務部 環境美化課
植栽アドバイザー2級造園施工監理技士

倉永 章雄さん

“みんな”で育てる
広大なガーデン

こどものくにガーデン ヘッドガーデナー
ときどき花くらぶ代表

源 香さん

美しい風景と
日常の中に

LEAF plants&flowers

黒木 勝大さん